人生の優先度を見直すことがカギ?貯金ができない時の考え方


この動画では、30代後半で子供2人を育てながらフルタイムで働いている視聴者からの質問に回答しました。

子供と過ごせる時間は有限ですよね。子供と過ごす時間を確保するために働き方を変える方もいるでしょう。その際に収入が減少した場合でも貯蓄・投資の割合は維持すべきなのでしょうか。

質問内容

現在30代後半で子供2人を育てながらフルタイムで働いています。妊娠出産、子育てを経験し、いつまで働けるかわからないといった不安からずっとフルタイムで働いてきたので、生活防衛費のほか、子供2人の大学費用は安全資産で、老後資金は投資信託で目処が立つ程度(数千万円)は貯まりました。

以前、収入の25%は貯蓄・投資という動画を見ましたが、こういった場合でも、手取りの25%の貯蓄は必要でしょうか。フルタイムで働きながら子育てをしてきたので、少し仕事をセーブして子供との時間を取りたいと考えています。その場合、収入からそこまで貯蓄はできません。また赤字にならないように、子供たちが大きくなったらフルタイムで働く予定です。

キーポイント

ファイナンシャルプランや貯蓄・投資が重要な理由(00:01:50)

貯蓄・投資やお金を稼ぐことは大切なことですが、何よりも「幸せな人生」を歩むことが重要です。家計の管理や貯蓄・投資は、幸せな人生を送るためのツールにすぎません。

したがって、子供との時間を優先したいのであれば、それが幸せにつながるのであれば、収入を減らすことも問題ありません。

ライフステージに合わせて貯蓄率を調整しよう(00:04:20)

人生のライフステージに合わせて家計の割合を調整しましょう。

子供が小さい時は貯蓄率を高め、大きくなるにつれて子供への投資に回すなど、柔軟に対応することが重要です。

ライフステージに合わせて家計を調整したい場合、下記の記事をご参照ください。ファイナンシャルプランの見直し方をわかりやすく解説しています。

将来必要なお金が確保できていれば収入を減らしても問題ない(00:09:39)

30代後半で子供2人分の学費、数千万円の老後資金は平均的な貯蓄額を大きく上回っています。この金額は30代後半としては非常に高額です。

このように将来必要な支出をきちんと確保できている状態であれば、一時的に収入を減らしても今後の生活に支障はありません。

まとめ(00:10:11)

堅実に貯蓄・投資をして、将来必要な支出が準備できていれば、収入を減らしても問題ありません。

子供が大きくなれば再びフルタイムで働くことができるため、一時的に収入を減らしても、人生の幸せを優先しましょう。重要なのは、お金を稼ぐことではなく、幸せな人生を歩むことです。