損害保険

勘違い注意!損害保険と他の保険との違い

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保険は生命保険・損害保険・医療保険の3つの分野に分かれており、このうち損害保険は他の保険と性質がまったく異なるため考え方も異なります。

上記については「「型」で覚える保険の種類と特徴」で詳しく解説しています。本記事では他と違う損害保険に焦点を当てて、損害保険の特徴や生命保険・医療保険の違いについて解説していきます。

生命保険や医療保険と同じように考えていると失敗することもあるのでぜひ覚えておきましょう。

損害保険の種類が豊富な理由

損害保険は火災保険、地震保険、自動車保険、旅行保険……と保険の種類が生命保険や医療保険と比較して非常に多岐にわたります。

なぜ損害保険の種類が豊富なのでしょうか。その理由は損害保険が損害が起こりうる事故(保険事故)ごとに保険が作られているからです。

損害の原因が火災であれば火災保険、自動車であれば自動車保険、地震であれば地震保険というようにそれぞれのリスクに対応した保険があるということですね。

商品としては1つである程度の損害をカバーできる保険は存在しますが、あくまでパッケージとしてまとまっているだけであって、中身は個別の保険や特約の組み合わせです。

世の中に存在するリスクの数だけ損害保険は存在するといえるでしょう。だからこそ種類が多く、日々新しい商品が生まれているわけですね。

必要な保険・不必要な保険を選定することが重要

損害保険がリスクごとに存在しているということは、もし損害が発生した場合に原因となるリスクに対応した保険に加入していなければ補償を受けられないということです。

たとえば、地震によって火災が発生し家が燃えてしまったとしましょう。

火災保険が適用できそうですが、実はこの場合は火災の原因が地震にあるため、火災保険ではなく地震保険が適用となります。つまり、地震保険に加入していないと補償が受けられないのです。

そのため、自分に起こりうる家計を破綻させかねない損害リスクを想定し、必要な保険にはきちんと加入しておくことが大事です。

逆にいえば、必要でない保険や補償を極力除外できるのが損害保険の良さともいえます。

たとえば台風・洪水など風水害に備える場合でも、あなたがもしマンションの高層階に住んでいたら風水害の中でも浸水に対する補償は不要になるでしょう。このように細かい取捨選択も可能です。

ちゃんと自分に起こりうるリスクを把握し必要な保険だけを手元に置いておくことが、余計な保険料を払うこともなく万全の備えができる理想的な損害保険の入り方といえますね。

損害保険は「支払われ方」の違いに注意

損害保険が他の保険と比べてもっとも特徴的といえるのが保険金の支払われ方です。ここを勘違いしている人が多く、知らずにいると損してしまう可能性もある部分なので頭に入れておきましょう。

生命保険や医療保険は基本的に発生したリスクに対して契約で決められた金額を支払う「定額払い」という方式を採用しています。

たとえば病気による死亡で500万円支払われる契約の保険に加入していた人が病気で死亡した場合、基本的に保険金は契約通り500万円きっちり支払われることになるわけですね。

対して損害保険は「実損払方式」という支払い方法を採用しています。この方式は定額払いのように内容に合わせて支払う金額が決まっているのではなく、実際の損害額(実損額)の分保険金が支払われるという仕組みになっているのです。

損害保険は物にまつわる保険なので値付けが可能ですが、生命保険や医療保険は人の生命に関わる保険なので値段を付けることができません。

この違いにより定額払い方式と実損払方式の違いが生まれているのですね。

想定される損害額に見合った保険に入らないと保険料が無駄になる

実損払方式である場合、保険の金額設定を考えないと無駄な保険料を支払うことになってしまいます。

例として、あなたが上限300万円の車両保険に加入している車で交通事故に遭った場合を考えてみましょう。

もしあなたの車が200万円の車であった場合、実損払方式なのでもし大破(全損)だった場合でも最大200万円までしか支払われないことになります。

実損害ベースで保険金を計算するため、車両価格以上の保険金がおりることはまずありません。そして、上限が200万円の保険より300万円の保険のほうが当然保険料は高いため、その差額分の保険料はまったく無駄な支払いとなってしまうのです。

そのため、損害保険は想定できる最大損害額に見合った補償内容にすることで無駄な保険料を払わないようにすることが大事です。

損害保険は生命保険のような長期契約ではなく基本的に1年ごとの契約である場合がほとんど。見直しもしやすいので、状況の変化に合わせて随時見直しましょう。

損害保険は「必要なものだけ」加入する保険

リスクごとに保険があり実損額で保険金が決まる損害保険は生命保険や医療保険とは仕組みがまったく違うため、同じ考え方で保険選びをしていたら痛い目に遭うこともありえます。

損害保険のもっとも賢い使い方は「必要な保険だけ加入し、不必要な保険はすべて除外する」ことです。

家計を破綻させかねないリスクに対して加入するという保険の基本は損害保険でも共通です。一般的な生活スタイルでそのような損害リスクは実はさほど多くはありません。

まず考えるべきは住宅と車両にかかわる保険ですね。

マネーセンスカレッジでは公共交通機関やカーシェアなどのサービスが充実している都会では自動車は基本的に不要、そして住宅は持ち家より賃貸をおすすめしています。

上記の場合だと自動車保険と火災保険、地震保険は当然不要であり、ほかに家計が破綻するレベルの損害リスクはほぼありません。

よって、マネーセンスカレッジの考え方では損害保険は基本的に不要ということになります。検討するのは手軽な移動に自転車を使う場合の自転車保険くらいでしょうか。

しかしこれはあくまで一例であり、当然考え方は人それぞれ。必要であれば購入すべきです。ただし、購入するなら保険に加入することを忘れてはいけません。

自動車を購入するのであれば、特に自分以外の人や物に関係する補償は家計で賄えない金額にのぼることが多いため、自動車保険には必ず加入しましょう。

ただし、自動車保険の中に組み込まれている車両保険に関しては貯蓄で対応できるためローン返済中以外はいらないかもしれません。

持ち家を購入するのであれば、災害で家を失った場合に補償がないとほぼ確実に家計が崩壊してしまうため、火災保険・地震保険は加入必須です。

このように、あなたの理想とする生活スタイルを実現しつつ、その生活スタイルで起こりうるリスクへの備えとして必要な保険を確実に洗い出して加入していきましょう。

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