投資を怖がらずに始める5つの方法!不安や恐怖を構成する要素とは
この動画では、投資に対する5つの不安と解消する5つの方法について説明しています。
キーポイント
不安は「無知×恐怖」で構成される(00:00:59)
まずは「不安」を構成する要素を分解してみましょう。
マネーセンスカレッジでは、不安は「無知」と「恐怖」の掛け算によって生み出されると考えています。
解消するためには、まずは「知る」ことから始めることが大事です。ただし知識を入れて不安が小さくなればなるほど、恐怖が増していくことがあります。今まで隠れていたリスクや怖い部分が見えてしまうためです。
この恐怖を小さくできるのは好奇心です。リスクがあるとしても、それを実行することで得られる未来、利益を考えてワクワクできると恐怖が小さくなり、不安も減っていきます。
投資に対する不安の理由(00:06:51)
投資に対する不安には主に下記5つの理由があります。
元本割れのリスクはゼロにすることはできません。ただ、多くの方は投資の目的は老後資金を確保することでしょう。10年、20年後に資産が増えていれば問題ないため、一時的な元本割れは許容しつつ、資産が増える確率の高い投資を行なっていくことが重要です。
金融機関に騙されることを懸念して投資が怖い方もいます。結論、商品を買う相手にアドバイスを求めてはいけません。相手も商売として行なっているため、騙されないためには中立の立場の方にアドバイスを求めたり、自分自身で勉強したりしましょう。
3つめは友人や家族に投資で失敗した人がいて、その話を聞いていたことで投資が不安になることもがあります。
これはほとんどの場合、「投資」ではなく「投機」を行なっています。お金を資産に投じるのではなく、上がるか、下がるかのタイミングに投じる「投機」をしているのです。きちんと投資をしていれば失敗する可能性は低いでしょう。
4つめは投資をギャンブルと思っているので不安になってしまう方もいるでしょう。誤解を恐れず言えば投資とギャンブルは似ています。しかし、異なる部分が明確にあるので、違いをきちんと「知る」ことで不安は少なくなります。
最後に知識や経験がないから不安で投資を始められない場合です。世の中、初めは知識や経験がない段階からスタートすることがほとんどではないでしょうか。投資に関しても「勉強をする」「アドバイスを求める」などをして、足りない知識や足りない経験を蓄えていくことが重要です。
投資の怖さを少なくする5つの方法(00:23:44)
投資に対する不安は大きく5つですが、一方で投資の怖さを少なくする方法も5つあります。
1つめの「長期投資」「資産分散」「時間分散」というのは投資の三大原則と呼ばれます。この3つを実践することで投資の怖さが少なくなります。
三大原則を実践できる投資方法で多くの方に推奨できるのが、マネーセンスカレッジの「全世界投資」です。興味がある方は下記記事で不安を減らす投資方法を詳しくチェックしてください。
2つめに少額から投資を始めることで不安や恐怖を少なくすることができます。10万円や100万円といった高額から投資をスタートすると、毎日の価格変動に一喜一憂してしまいます。価格が上下動しても不安にならない金額から始めて、慣れてきたら金額を上げて投資を行いましょう。
次に、投資から距離を置くことも不安を減らす方法です。経済ニュースや株価の情報が気になってしまい精神的に疲れることがあります。投資の「自動化」と投資資金の「かく離」をして、日々の投資関連のニュースから距離を置いても継続できる状態を作ることで不安にならずに投資を続けられます。
マネーセンスカレッジでは「自動化」と「かく離」を実践するための「My金融システム」という仕組みがあります。気になる方は下記をご参照ください。
4つめはアドバイザーに相談できる体制を整えることで不安を減らせます。どの投資方法を行なっているとしても、何か疑問があるときに相談相手がいないと不安になったり、最悪の場合は投資を辞めたりしてしまいます。信頼できるアドアイザーを見つけて意見を聞ける環境作ることが重要です。
最後に投資で不安になった場合は「始めた理由」を考えることも重要です。多かれ少なかれ、何かしらの問題を解決するために投資を始めたでしょう。不安や恐怖が押し寄せてきても、その問題を解決することを思い出せたら、投資を続けられるはずです。
投資をしないリスク(00:35:27)
これから先の時代は投資をしないと生まれるリスクが3つあります。
1つめは、これから物の値段が上がっていきます。いわゆるインフレです。すると1円の価値が下がっていくので、いま100万円で買えているものが将来100万円では買えなくなっていくのです。
2つめに老後資産の準備が難しくなることも投資をしないリスクになります。上述した通り、インフレにより物価が上がると老後に必要なお金も増えます。その中で投資をせずに準備していくのは難易度が高くなるでしょう。
最後に、NISA制度やiDeCo(確定拠出年金)では税制優遇を受けられます。NISAは運用益や配当金にかかる税金が一定額までかかりません。iDeCoは所得控除などを受けられます。
投資をしないということは、これらの国からの優遇が少なくなるリスクがあります。
まとめ
投資に対する5つの主な不安の理由とそれぞれの解消方法を詳しく説明しました。
投資が不安になる理由はさまざまな理由があるでしょう。最終的には経験が強力な武器になるので、ご紹介した投資を怖がらずに始める5つの方法を参考に資産形成をスタートしてください。