おひとり様の老後対策。夢の金利生活はコツコツ投資で手に入る!【おひとり様編】

この動画では、お一人様の方向けの老後資金設計について詳しく説明しています。さまざまな年齢層と資金状況を想定したシミュレーションを行い、必要な積立金額を算出しています。また、投資リターンや年金受給額、生活費などの前提条件についても解説しています。最後に、投資を始める適切なタイミングと、投資以外の選択肢についても言及しています。

夫婦が金利生活を送るための方法については「目標は2,000万円!夢の金利生活をコツコツ投資で手に入れる方法【夫婦編】」をご覧ください。

キーポイント

金利生活と前提条件(00:00:43)

まずはじめに「金利生活」の定義については、おひとり様が老後に入る年齢を65歳と想定し、運用利回りを5%に設定しました。

投資期間に関しては、認知症リスクが発生し始める75歳までの期間で投資を行うと想定しています。
100歳まで生きることを前提とし、75歳時点から取り崩していっても100歳時点で1000万円が手元に残るように計画しています。
マネーセンスカレッジでは長期投資・全世界投資をおすすめしています。

老後に必要なお金(00:07:02)

老後に必要なお金は「3つの心配事」から構成されます。
1つ目は医療費
長期入院が必要になったり、年齢とともに医療費が上がっていくことで老後に医療費を払えるのか?十分な医療を受けられるのか?などといった老後の医療費への不安を抱える人も多くなっています。

2つ目は介護費用
おひとり様の場合は介護をしてくれる人がいないため介護が必要になった時、十分な介護サービスを受けるためにもすぐに十分なお金を用意しなくてはなりません。

医療費と介護費用についてはそれぞれ500万円ほど準備しておけば安心です。

3つ目は生活費
生活費については、平均的な生活を送るために必要な手取り月収25万円(内18.8万円が生活費)と想定し、75歳時点で1000万円残すことを目標にしていることを示しています。

老後の医療費・介護費・生活費などについて詳しい内容が知りたい方はこちらの動画をご覧ください。

年金と所得代替率(00:10:36)

年金受給額の見込みについて、政府が発表している所得代替率を用いて説明しています。
マネーセンスカレッジでは所得代替率を37%程度と想定しており、これは手取り収入の50%に相当します。つまり、老後の生活費の50%分を投資による運用益で賄う必要があります。

シミュレーション結果(00:14:21)

さまざまな年齢層と資金状況を想定したシミュレーション結果を解説します。

投資資金0円からスタートすると20代から40代前半までは比較的積立額が少なく済みますが、老後に入る65歳までの期間が短くなる40代後半以降は積立額が増えていきます。
また、500万円・1,000万円・1,500万円などの投資資金がある場合の積立額の変化についても説明しています。

動画の後半では70歳まで働く場合のシミュレーション結果についてお話ししています。

投資を始めるタイミング(00:34:08)

投資を始めるタイミングについてもお話ししています。50代以降で投資を始めると積立に必要な金額が大きくなり、値動きも大きくなるため心理的にも厳しくなる可能性が高くなります。

できるだけ早い段階から投資を体験することでお金の変動に慣れることが大切です。

まとめ(00:39:55)

資金がゼロの場合でも諦めずに続けることが大切です。

投資は一つのツールに過ぎず、生活レベルの調整や働く期間の延長など他の選択肢も検討する必要があります。

50代以降の老後資金設計については『50代からの老後資金戦略シミュレーション【おひとり様編】【きになるマネーセンス689】』『50代からの老後資金戦略シミュレーション【夫婦二人世帯編】【きになるマネーセンス686】』で詳しく解説しています。