投資を始める際に数千万円の資産を本当に築けるのか疑問に思う方は多くいます。何十年も先のことなので、もっとお金を貯めてから始めても間に合うのでは?と思ってしまいますよね。
投資戦略なども大切ですが、投資を成功に導くためには以下の2点を重視しなければなりません。
- いますぐ投資を始めること
- 投資を長く続けること
基本的にこの2点を守っていただければ、投資はあなたの人生に恩恵をもたらしてくれるでしょう。
そして、上記の2つの項目を達成するためには「最小購入価格」が大切です。
今回の記事はまだ投資を始めていない方へ向けて、資産形成において最小購入価格が大切になる理由を詳しく解説します。人生を支えるだけの資産を確保するために、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
投資は家計を整えることから始まる
最小購入価格が大切な理由を話す前に、投資はファイナンシャルプランがすべてということを覚えておく必要があります。あなたが本当に投資を始められる状態なのか確認する必要があるのです。
投資の土台はファイナンシャルプラン
投資を始める際、まずはあなたの家計を見直すことが重要です。いわゆる「ファイナンシャルプラン」を計画する必要があります。
ファイナンシャルプランを立てなければ、将来の教育資金や老後資金にどれだけお金が必要なのか判断ができません。また、毎月どのくらい投資を行うべきかもわかりません。
投資を始める前にファイナンシャルプランが土台としてあり、そのプランを実現するための方法論として「投資」があります。そして、投資やファイナンシャルプランなどをわかりやすく学べるサービスがマネーセンスカレッジの「チーム7%」です。
ただ、多くの方はファイナンシャルプランに興味がありません。現時点で生活にあまり困っていないため、高いお金を払ってまでこれからの人生設計を見直す方は少ないのです。
しかし、ファイナンシャルプランを計画することは、投資を始める際に本当に大切でおろそかにしてはいけない部分です。そのため、この記事を見ている方はぜひ投資を始める前にファイナンシャルプランを計画してください。
ファイナンシャルプランの重要性は下記の記事で解説しています。記事をチェックして、投資を始める目的を再確認してください。
自分の生活を守る「生活防衛資金」を確保しよう
投資を始める基礎的な土台としてファイナンシャルプランが重要ですが、その中でも最低限用意して欲しいものがあります。
それは「生活防衛資金」です。
生活防衛資金とは、これからの人生で何かアクシデントが起こった際にクッション材となるための資金。生活防衛資金を確保しておくことで、病気や事故などで急にお金が必要になった際に投資していた資産を切り崩さずに対応できます。
働き方や家計の状態にもよりますが、基本的に自分の生活費の3ヶ月分が最低ラインです。できることなら、半年〜1年分が理想の金額になります。
たとえば、毎月の生活費が20万円程度であれば最低でも60万円ほど。もっと貯めるなら200万円ほど確保しておけば問題ないでしょう。
最低限の生活防衛資金を確保しておくだけで非常時に備えることができ、安心して投資を続けられる体制が整います。
生活防衛資金の詳しい計算方法や貯め方は、「資産形成の前に貯めるべき生活防衛資金とは?金額の目安や口座などを解説」で紹介しています。まだご覧になっていない方はぜひご参照ください。
投資を始める際に「最小購入価格」が大切な2つの理由
投資は家計を整えて生活防衛資金を確保しなければ始めてはいけません。
「今すぐ投資を始めよう!と言っているのに、まず家計が整わないと投資したらダメって矛盾していない?」と思う方もいらっしゃるでしょう。事実、家計を整えたり、生活防衛資金の確保にお金を回したりしていては、投資を始める時期はどんどん遅れてしまいます。
ここで重要になるのが「最小購入価格」です。
1.生活防衛資金を貯めながら今すぐ投資を始めるため
投資を始めようと思っても、生活防衛資金を貯めるには時間がかかります。そのため、多くの方はまず生活防衛資金を貯め切ってから動こうとしてしまうのです。
しかし、それだと投資を始める時期は遅くなりますし、投資に対するやる気というのも削がれてしまいます。
そのため考え方を変えて、生活防衛資金を貯めながら投資を始めましょう。
もし最小購入価格が高い商品であれば同時進行は難しいですよね。1回の投資金額が高額になるため、なかなか投資までお金を回せません。
しかし、最小購入価格が安い場合はどうでしょうか。少ない資金で金融商品を購入できますね。現在は100円から投資信託を変えます。100円ほどの金額なら、生活防衛資金を貯めながら投資を始められるのではないでしょうか。
まずは最小購入価格の金額で投資をスタートさせ、生活防衛資金が貯まったら本格的に投資額を増やす。この方法を実践するために、最小購入価格が重要だということです。
2.投資をより長く続けるため
投資は長く続ければ続けるほど元本割れのリスクは減っていきます。投資をスタートして3年以内なら30%、10年以内は10%の確率です。
仮に数十万円単位のお金を一気に投資した場合、毎月の価格の上下動により元本割れを体験すると、金額が大きいだけに精神的な負担も大きくなります。もし暴落を受けた際には、不安になって投資をやめてしまう可能性もあります。
ただ、15年以上投資を続けると元本割れのリスクはほぼゼロといっても過言ではありません。
つまり、短期間で投資を辞めてしまうのは非常にもったいないことなのです。そのため、まずはなるべく安い金額で投資をスタートさせることが大切になります。少ない金額から始められれば、投資の経験を積むことができ、価格の上下動がどれほどのものか体験できます。
そして最小購入価格が安ければ少ない金額で投資を始めることが可能です。
少額でも投資を長く続けていけば、最終的には大きな利益になります。さらに資産を増やすためには、投資経験をある程度積んだ段階で徐々に投入額を増やしていく方法で問題ありません。
重要なことは、最小購入価格からでいいのですぐに投資をスタートさせて、なるべく長く続けることです。そのため購入する商品の最小購入価格はとても大切になってきます。
投資による元本割れの確率に関して『多くの人が誤解している長期投資の「リスク」の意味』で画像を用いながら解説しています。投資のリスクについて不安がある方は、ぜひ参考にして欲しい内容です。
投資の世界ではパーセンテージを大切にしよう
最小購入価格で投資を始めたときに「少額で投資を始めて、老後資金や教育資金は本当に足りるの?」と疑問を持つ方が多くいます。もちろん投資額が100円のまま数十年間運用しても、得られるリターンはそれほどありません。
ただ、重要なのは投資の世界はパーセンテージで表現される点です。「いくら増えたのか」ではなく「何%増えているのか」をイメージしましょう。
たとえば、2,000円から投資を初めて1年後に2,200円に増えたとします。投資をまだされていない方は「たったの200円か」と思われるかもしれません。
しかし、パーセンテージで考えると10%上がっています。同じ10%の増加率で考えると、投資額が2,000万円なら1年後には2,200万円です。
つまり、額面が変わるとパーセンテージによって増えるお金も変化するということです。
投資を小さく始めたばかりの頃は増える金額は少ないでしょう。
しかし、長く投資を続けて徐々に投資額を増やして資産のケタが変わると毎年増えるお金も変化します。
このような資産の増減を経験し、早く投資に慣れていくためにも今すぐ投資を始めて長く続けることを大切にしましょう。
パーセンテージで考えることは、投資以外の場面でも役に立ちます。下記の記事では「お金」についてパーセンテージで考える理由を紹介しているので、本記事と併せてチェックしてください。
家計の負担にならない額から投資を始めていこう!
今回は、投資で数千万円の資産形成を行うために「最小購入単価」が大切な2つの理由をお伝えしました。今後の人生に必要なお金を貯めるには、投資はとても重要になってきます。
すぐに投資を始めて、運用を長く続けられると、将来膨大な利益をもたらしてくれるでしょう。少ない金額から投資を始めると、すぐにスタートを切れて長続きもします。
そのため、まずは家計の負担にならない金額から投資を始めてみてはいかがでしょうか。
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