投資

ロボアドバイザーはおすすめしない!投資初心者こそ利用を避けるべき5つの理由

ロボットアドバイザーを利用する 投資

「WealthNavi」や「楽ラップ」などのロボアドバイザーは、簡単な質問に答えるだけであなたに適した戦略や金融商品を提示してくれます。そのため、初めて投資を行う方に人気のある投資方法です。

しかし、マネーセンスカレッジではロボアドバイザーを利用した投資はおすすめしていません。

ロボアドバイザーは、投資をすべて任せられるメリットがある反面、購入した商品をほったらかしにしたり、非課税口座が使えなかったりなどの多数のデメリットが存在しているからです。

今回は投資初心者の方へ向けてロボアドバイザー投資をおすすめしない5つの理由を解説します。投資方法としてロボアドバイザーの利用を検討している方は、ぜひチェックしてください。

ロボアドバイザーとは

ロボアドバイザーとは、インターネット上でいくつかの設問に回答することで、資産運用のアドバイスや補助を行ってくれるサービスです。

ロボアドバイザーは、商品だけを提示するタイプや運用すべてを任せられるタイプなど大きく分けると3つの種類に分けられます。

種類内容
運用モデル提示型いくつかの設問に答えると運用モデルを提示してくれる(アクティブコース、バランスコースなど)
運用モデル+商品提示型運用モデル+具体的な商品名の提示をしてくれる
すべてを任せる投資一任型運用方法を選んで入金すると、自動的に投資を行ってくれる

上記3つの中でも、運用をすべて任せられる「投資一任型」のロボアドバイザーは、投資初心者に人気があります。

今回の記事では、「投資一任型」のロボアドバイザー投資を展開しているサービスについて解説していきます。

ロボアドバイザー投資のメリット

ロボアドバイザーは、投資をまだ始められていない方が利用しやすいサービス。投資初心者に人気があるのは、ロボアドバイザーならではのメリットが関係しています。

1.運用をすべて任せられる

1つめのメリットは、ロボアドバイザー投資なら運用をすべて任せられ、ほったらかしにできるためです。

投資をこれから始める方にとって、運用方法や購入する商品の選定などは非常にハードルが高いでしょう。その点、ロボアドバイザーでは運用における以下の部分をすべて行ってくれます。

  • あなたにおすすめの運用モデルの提示
  • あなたの運用モデルにあった商品の選定・購入
  • 運用途中での資産配分の最適化(リバランス)

運用に関わる部分をロボットに任せられることで、投資家は何もせずに楽に投資ができます。

ロボアドバイザー投資のメリット

2.少額から投資を始められる

ロボアドバイザー投資は、少額から投資を始められるメリットもあります。

投資するサービスにもよりますが、月々最低1,000円ほどからロボアドバイザーを利用可能です。少額投資ができれば、投資のスタートを切りやすく、元本割れしても減少する資産が少ないため精神的な負担は軽いでしょう。

投資を成功させるには「できるだけ早いスタート」と「できるだけ長く続けること」が大切です。そのため、投資を始める入り口としてはロボアドバイザーは良いきっかけになります。

少額投資の重要性は下記の記事で解説しています。少ない金額でも早く始めるほと資産は増えるので、 まだご覧になっていない方はぜひチェックしてください。

ロボアドバイザーに潜んでいる5つのデメリット

上記の通りロボアドバイザーは手間がかからず楽に投資を始められるサービスなのですが、それでも投資初心者にはおすすめできない理由がデメリットにあります。

ロボアドバイザーを用いた投資に潜むデメリットは以下の5つです。

  1. 投資先を把握しなくなる
  2. 将来の予測はロボットにもできない
  3. 運用会社の実態がわからない
  4. 非課税口座が使えない
  5. 手数料が高い

それぞれの内容について以下より詳しく説明します。メリット・デメリットを比較して、どちらがあなたの投資生活に役立つのか考えてみましょう。

1.何に投資をしているか把握しなくなる

1つめの問題点は、「自分自身が何に投資をしているのか把握しなくなる」ことが挙げられます。ロボアドバイザーを利用した場合に多くの方が陥りやすい問題です。

ロボアドバイザーは、運用をすべて任せられるのがとても大きなメリットなのですが、逆にいえば運用を任せてしまうため投資について何も勉強せず、ロボットが提示する指示にすべて従うようになってしまいます。

その結果、最終的に自分が何に投資をしているのか把握しなくなってしまうのです。

投資を失敗するほとんどの方は、「自分が何に投資をしているのかわかっていない状態」です。投資先がわからないので、購入している金融商品の価格が下がっていても気にせず運用を続けてしまいます。

ロボアドバイザーのデメリット 投資先を把握しなくなる

投資はすべて自己責任です。決してロボアドバイザー投資の利用を否定しているわけではありません。

ただ、ロボアドバイザーも完璧な相場の予測はできないため、失敗する可能性は十分にあります。もし運用が失敗した場合、すべてをロボットに任せていたあなたは、資産の目減りに本当に納得できるのでしょうか?

おそらく多くの方は、ロボットのせいにしてしまうでしょう。そのような事態にならないためにも、自分自身で勉強しながらコツコツ投資を行うのがおすすめです。

2.将来の予測はロボアドバイザーにもできない

2つめのおすすめしない理由は、将来の予測はロボアドバイザーにもできないためです。

これから相場が暴落したり、急騰したりする相場や市場の予測は人間にできません。つまり、未来の予測はロボットにも不可能です。将来の予測ができないため、株価の暴落や急落が起きたとしても、ほとんどのロボアドバイザーサービスは運用を続ける可能性があります。

一般的に、暴落を受けた場合は「キャッシュポジション」をとります。キャッシュポジションとは、株価が下がり危ないと感じたときに投資資金を一時的に引き上げて現金化する戦略です。キャッシュポジションを取ることで、下落による影響を抑えて資産の安全を確保します。

しかし、ロボアドバイザーの多くは「キャッシュポジション」を取る考えは組み込まれていません。ロボアドバイザー口座に入れた資金は、すべて商品の購入に当てられてしまいます。

そのため、株価が下がっている状態でも運用を続けてしまい暴落による影響を直接受けやすいです。コロナショックやチャイナショックなどの短期的な暴落があると、資産総額が大幅に下がる可能性があります。

3.運用会社の実態が不透明な場合が多い

3つめは、運用会社の実態が不透明なデメリットがあります。ロボアドバイザーを運用している会社は、コスト削減のために店舗を設けていなかったり、人員を少なくしたりします。

そのため、運用会社自体に本当に問題ないのか、安全に長期的に運用を任せられるのかが不安です。

とくに、問い合わせ対応時間が平日(10時~17時)やメール問い合わせのみなど、利用者が使いづらいカスタマーサービスを行っている場合は注意しましょう。

4.NISAやiDeCoなどの非課税口座ができない

NISA(少額非課税口座)やiDeCo(個人型確定拠出年金)といった、非課税口座が利用できないのも大きなデメリットです。非課税口座とは、口座内で購入した金融商品から出た利益に対して、一定金額まで税金が免除される制度です。

たとえば、NISAでは最大800万円(つみたてNISA)までの利益はすべて非課税になります。もし、非課税口座を利用していない場合、投資で得た利益には20.515%の税金がかかります。

つまり、自分自身で非課税口座を利用して投資を行う場合と、ロボアドバイザーを利用した投資では、最終的に得られる利益に大きな差が生まれるのです。

一部の利益に対して税金がかからないのは、投資家にとって非常にお得な制度です。そのため、非課税口座は可能な限り利用して投資を始めましょう。

NISA制度やiDeCo制度の使い方は「特定口座とNISA口座とiDeCo口座を使う順番は?効率のいい使い方を解説」で解説しているので、本記事と併せてぜひチェックしてください。

5.個別で購入するよりも手数料が高い

5つめのデメリットは、ロボアドバイザーを利用すると個別で投資信託を購入するより高い手数料を取られます。

国内で代表的な3つの投資一任型ロボアドバイザーの手数料を、以下の表にまとめました。

サービス名手数料
Wealth Navi(ウェルスナビ)預かり資産の年率1.1%
TEHO(テオ)預かり資産の0.715~1.10%
楽ラップ(楽天証券)固定報酬型預かり資産の年率0.715%(最大)+0.254%(ファンド費用)
成功報酬併用型預かり資産の年率0.605%+0.254%(ファンド費用)+運用益の5.5%(成功報酬)
※2020年11月現在
※手数料はすべて税込です

多くのロボアドバイザーサービスで、手数料は1%ほどに設定されています。預けている資産額が大きいほど、支払う金額は高いです。資産が10万円だけなら、1年間に支払う手数料は1,000円ほど。

しかし、これが1,000万円になると手数料だけで毎年10万円かかります。

個人で投資信託を購入する場合、現在は「ノーロード」と呼ばれる手数料が0円のファンドが主流です。つまり、自分で運用をする際には、高額な手数料はほとんどありません。

利用を始めたばかりだと預ける資産は少ないと思います。資産が少ないため、年率1%程度の手数料はそれほど気にならないでしょう。

しかし、運用を長期的に行い資産が増えていくと、それに伴い手数料として支払う金額は大きくなります。そのため、支払うたびに損失となる手数料はできるだけ抑えることが大切です。

投資は自分自身で学びながら運用していこう!

ロボアドバイザーには、投資初心者に魅力的なメリットがあります。

ただ反対に、長期投資に不利な5つのデメリットもあるため、マネーセンスカレッジではロボアドバイザーをおすすめしていません。ロボアドバイザーを利用すると自分自身が投資の勉強をしなくなり、投資先すら把握しなくなる可能性が高いです。

その結果、相場が下がったときや購入している金融商品の価格が下がったときに何もできなくなり、投資を失敗してしまいます。

安全に安定的な運用を続けるためには、安易にロボアドバイザーに飛びつかず、自分で管理しながら投資を始めていきましょう。

関連コンテンツ
無料講座:チーム7%プレ講座
無料講座:チーム7%プレ講座

会員制プログラム「チーム7%」の無料プレ講座になります。

  • 投資をはじめたいけど何からしたらいいか分からない
  • なるべく安定・安心・安全に運用していきたい
  • チーム7%が気になっているけれども一歩踏み出せない

もしこう思っているなら、この無料講座はまさにあなたのためのものです。

このプレ講座では

  • はじめて投資をする人がとるべき3つの投資戦略
  • 投資を成功させるために必要な2つのシステム
  • 元本割れが怖い?投資におけるリスクとリターンの正しい考え方

などをお話ししています。

投資をはじめるなら、このプレ講座で紹介している「3つの戦略」と「2つのシステム」は必ず手に入れておいてください。

ファイナンシャルプラン、資産運用講座ならマネーセンスカレッジ
タイトルとURLをコピーしました