積立投資と一括投資の違いを徹底解説!初心者が陥りやすい投資の誤解とは
資産形成を始める際、多くの方は「積立投資」から始めるのではないでしょうか。
リスクが少なく安全なものだと認識して積立投資を選んでいるかもしれませんが、実は積立投資は万全なものではありません。積立の意味を正しく理解しておかなければ、将来運用に失敗して投資を辞めてしまう可能性もあります。
そこで本記事では、積立投資と一括投資の違いを徹底解説します。多くの方が誤解している積立投資のリスクを紹介しているので、最後まで読むと自分に合った最適な投資方法がわかりますよ。
キーポイント
積立投資の誤解を解く (00:00:00)
投資初心者は「積立投資ならリスクを分散できる」と考えがちです。積立投資は複数回に分けて投資(時間分散)する手法ではありますが、すべてのリスクを軽減できるわけではありません。
毎月一定額を投資することで短期的な価格変動によるリスクは分散できますが、投資対象や市場環境によっては失敗するリスクが発生します。
積立投資は万能ではないので、投資の本質を理解することが重要となります。
積立投資は月毎に一括投資していることと同じ(00:02:25)
積立投資がリスク分散の手法であると認識されていますが、実際には毎月の積立投資も一括投資と同じ側面を持っています。毎月の給与から5万円を投資している場合、それは単にその月の資金を一括で投資しているのと同じです。リスクそのものがなくなるわけではありません。
収入が安定している場合は一定額の積立が可能ですが、収入が変動する場合はその投資額も変わります。自営業の方などに当てはまりますね。毎月のリスクも異なってきます。
積立投資であっても、常に全力で投資していることを忘れないようにしましょう。
投資の本質は価値を生む資産に投資すること(00:04:03)
一括投資ができない金融商品や投資手法は、積立投資でも効果を発揮しないことがあります。資産とは長期的に価値を生み続けるものでなければなりません。
短期的な値動きが激しい商品に投資しても、その資産が将来的に価値を増やすことは少ないでしょう。それでは積立投資であっても成功することは難しいです。投資成功の鍵は、常に価値を生み続ける資産に投資することです。
積立投資でも、リスクの高い金融商品に投資していれば一括投資と同じく損失のリスクが伴います。時間分散ではカバーできないリスクがあることを理解し、慎重に投資対象を選びましょう。
投資初心者が避けるべきリスク(00:09:33)
投資初心者は、一括投資ができない商品や手法に手を出さないことが大切です。たとえば、レバレッジをかけた投資は短期間での相場の動きを予測しなければならず、初心者には向いていません。長期的に安定したリターンが見込める投資先を選ぶことが重要です。
YouTubeやSNSで見かける情報を鵜呑みにするのではなく、自分でしっかりと調べて考えることが成功への近道です。投資には「経験と知識」が不可欠であり、安易に飛びつくのではなく慎重に選びましょう。
まとめ
積立投資と一括投資にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
積立投資も一括投資と同じ側面があり、万能ではありません。最も重要なのは価値を生み続ける資産を選ぶこと。投資対象自体が長期的に成長する見込みがあるかを見極めることが成功の鍵となります。
さらに関連動画「《リスクは倍でもリターンは…》【検証】レバナスは長期投資に向いているのか?【きになるマネーセンス503】」ではレバナス(ナスダック100指数に2倍のレバレッジをかけた投資商品)が長期投資に向いているかについて解説しています。
また時間分散についてもっと知りたい方は「《一括投資 vs 積立投資どっち?》最終的に時間分散が最強になる理由【きになるマネーセンス566】」を参考にしてみてください。投資は長期的に行うべきであり、過去の市場の動きから学ぶべきだということがよくわかります。