田舎と都会では生活レベルは変わらないってほんと?ただし東京だけは別物
この動画では、生活レベル一覧表をもとに住む場所によって金額の調整が必要になるのか説明しています。
質問内容
動画のキーポイント
生活レベル一覧表の地域調整(00:00:42)
質問者から生活レベル一覧表(下記画像の一覧表)における地域調整の必要性について質問がありました。
基本的に地域による調整は必要ないと考えています。大都市では給与が高いが支出も高く、地方では給与は低いが支出も低いため、割合で見ると生活レベルはあまり変わらないためです。
ただし、東京は別物です。家賃が異常に高いため、東京の高収入が得られていない方にとっては別の考え方が必要です。
収入と支出のバランス(00:09:32)
生活レベル一覧表はあくまでも目安です。都市部や地方であっても、ささいなことを無視すればほとんどの方は同じです。
家計をうまく調整する方法としては、都会だろうが地方だろうが、収入の25%を貯蓄・投資に回し、75%で生活することをおすすめしています。これにより、将来の消費にも対応でき、また万が一の失業や病気の際にも生活が成り立ちます。
この考え方をマネーセンスカレッジでは「QGS」と読んでいます。詳しい内容を知りたい方は下記の記事をご覧ください。
また、年齢が若い時ほど1年や3年ほどの短期的な視点を持ってしまいがちですが、将来の目標や老後のことなど長期的に考えて家計を運用する意識を持つことが重要です。
ただ、長期的な視点ばかりを持つと「貯める」ばかりになって今を楽しむことができないので注意してください。
まとめ(00:11:41)
大都市圏と地方の生活レベルの違いは誤差の範囲であり、それよりも家計の見直しをしたり、お金を貯めたりするには収入と支出のバランスを取ることが重要です。
家計のことを難しく考える必要はなく、収入の一部を貯蓄・投資に回し、適切な生活レベルを維持することを心がけましょう。
「生活レベル一覧表について居住地域でのある程度の調整が必要だと思ったのですが何か指標ありますか?調整があればその調整割合についての考え方、ないのであれば調整をしないで良い理由を聞いてみたいです。」