11歳の子供が自転車事故で9500万円の損害賠償

おはようございます。MoneySense代表のシュウAs浅田修司です。

前回は「今買いですか?に対する8つの答え」の投機編の最後として「出口戦略について」という動画をお送りしました。

さて、今回からは「投資」についてお話しますと言っていたのですが、それよりも先にどうしても伝えておきたいことが出てきましたので、動画は少しだけお休みさせて頂きまして、今回と次回は個人賠償責任保険についてお話していきたいと思います。

”個人賠償責任保険”と聞くと漢字が並んでて難しい雰囲気をこれでもかと言わんばかりに、かもし出していますが、まったくもってそんなことはありませんのでご安心ください。

全国ニュースにもなっていますし、みなさんに密接に関わるすごく大切な内容です。では早速まいりましょう。

11歳の子供が自転車事故で9500万円の損害賠償!

最近のニュースでお聞きになった方も多いと思いますが、「自転車」事故で高額な損害賠償を命じる判決が多く出されています。

2013年7月に自転車事故で当時小学校5年生の少年が67歳女性をはね、判決が出された5年がたっても意識不明の状態が続いている事例で、少年の母親に9500万円の損害賠償を命じる判決が出されました。
専門家の意見では、この事例については妥当な判決だという見解のようです。

がしかし、同時に、自転車の事故で、しかも今回のケースでは11歳の子供の事故で親がどのくらいの責任を追うことになるか、ということの知識や啓蒙活動があまりにも不足しているようにも思います。

これは決して特殊なケースではありません。自転車事故で高額な損害賠償を命じる判決は多数出ていて、年々高額化しています。

2007年には成人男性が55歳の女性を死なせた事例で5500万円、2005年には女子高生が携帯電話を操作中に57歳女性をはねて重度の障害が残った事例で5000万円、2003年には38歳女性を死なせた事例で6800万円、上記は、ほんの一例でまだまだあります。

わたしたちにできる対策は?「個人賠償責任保険」

1億円近い損害賠償が認められる可能性があるとすると、何も対策をしていなければ、ほとんどの家庭では即自己破産となります。これでは被害者も加害者も双方が浮かばれません。このような事故を未然に防ぐのはもちろん大切ですが、万が一起きてしまったときのために、何か備えておくことはできないのでしょうか。

このような起きる可能性の低いもので、1回で家計を破綻させるものには「保険」に加入するが一番よい対応です。該当する保険は、「個人賠償責任保険」といいます。

  • 「個人賠償責任補償」
  • 「日常生活賠償責任補償」
  • 「日常賠償責任補償」
  • 「生活賠償責任補償」

など言い回しが違うこともありますが、以下は「個人賠償責任保険」で統一します。

「個人賠償責任保険」は自転車事故だけに限らず、さまざまな賠償責任について補償します。

  • マンションの水漏れで階下に被害を出してしまった。
  • 買い物中に商品を落として壊してしまった。
  • 子供が誤って友達に怪我をさせた。
  • 飼い犬が人に噛み付いて怪我をさせた。

などなど、例を上げればキリがないほど、普通に起きそうなトラブルが含まれます。

この保険は、昔は単独で入れましたが、現在調べた限りでは単独で契約を受け入れている保険会社はありませんでした。月額にして少額のため、割に合わなかったのだと思われます。

現在では、他の保険の特約として加入することになります。特約が付けれる保険は、自動車保険、傷害保険、火災保険などになります。

また、変わり種としてはクレジットカードに付帯させることもできます。こちらは、自動付帯ではなく、有料の任意付帯ですので手続きが必要です。しかし、示談交渉サービスがないものばかりでおすすめできません。

さて、ここまで読んでみていかがでしょうか?

私たちが普段生活している中で起こりそうなことにも関わらず、一度起こってしまえば家計を破綻させる可能性が高い。そんなリスクが私たちの日常に潜んでいるということですね。

今日は長くなってきたのでこのあたりにしておきますが、次回は「個人賠償責任保険を選ぶために重要な4つのポイント」についてお話していきます。

ご自身あるいはご家族が自転車で通勤通学されている場合は、検討が必須になってくると思いますので、この4つのポイントは押さえておいてください。

質問や感想などありましたらお気軽にこのメールに返信してください。ひとことでもいただければ励みになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

[編集後記]

先日、早稲の稲刈りをしてきました。稲刈りから脱穀まで行うコンバインというもので作業するのですが、これが良く出来てるんですよね~。横で見てても飽きないくらいシステマチックになっていて、農業もかなり進化しています。

しかし、このコンバインがむっちゃ高いんです!値段を聞いてびっくりしました。3条刈りで500万円、4条刈りで650万円、8条刈りだと1300万円です・・・

しかもコレ、1年で稼働日が3日間くらいしかないんですよ。それで10年持てばいいほうだそうで、家のは今年で10年目だそうです。そろそろ買い替えです。

それ以外に田植え機、トラクター、乾燥機と大型機械が多くて家の規模でいうと、コメを自分たちで食べるぶんを除いて全部売ってもその年の売上が600万円くらいですから、コメ農家だけではぜんぜん生きていけないのも頷けます。

農林水産省のコンバイン出荷台数を見てみると私の住んでる石川では3条刈りのシェアが1番なんですが、面積の大きい北海道では5条以上が1位。そして全国ではメインが3条刈りから4条刈りへと年々大型化してきています。

大規模で行うコメ作りが多くなっているといえるのでしょうか。やはり大きな広い土地でガーっとやるのが経済的なんでしょうね。でもお米って水で決まるので、山の中にある小さい田んぼのほうが断然美味しいんです。うまくいかないもんですね。

それでは次回もお楽しみに。

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