インフレ時代に資産が減る人の共通点。投資より前にやめるべき5つのNG行動
インフレに対抗するためには投資をすべきという話はよく耳にします。しかし投資以外にも、インフレ時代において気をつけるべき行動があります。日本は数年前からインフレが続いていますが、それ以前には30〜40年という異例なほど長いデフレの時代がありました。他の国では見られないほど長期間デフレが続いた結果、インフレ時代の生き方を忘れてしまっている人が多いのが現状です。
そこで今回は、インフレ時代にやってはいけない5つのNG行動をご紹介します。
①安く買われる働き方を続ける(1:47)
インフレの世界では、基本的に売り手市場になります。デフレの時代は消費者にお金が集まる状態でしたが、インフレになると企業にお金が集まり、能力の高い人材を求める動きが活発になります。その結果、優秀な人材の争奪が起き、能力を高く評価してくれる場所に自分を売り込むことが重要になります。今までと同じ仕事を同じように続けているだけでは、インフレ時代においては実質的な給料が下がっていくことになります。労働力は立派な資産であり、安売りするものではありません。
転職や副業、収入交渉なども視野に入れながら、自分の労働力を高く買ってくれる場所へ移動することを考えましょう。
②スキル習得を先送りにする(3:45)
インフレ時代には稼ぐ力を育てる必要があります。価値が陳腐化していくスピードが速く、昨年当たり前だったことが今年は通用しないということも珍しくありません。特に現在はAIの進化が著しく、AIを使える人と使えない人とで大きな差が生まれています。
10年後には、パソコンを使えない人が事務職に就けないのと同じように、AIを使ったことがない人は就職できない時代になるかもしれません。若いうちに時間ができたら学びに充てることが大切で、まずはスマートフォンにChatGPTをダウンロードして会話してみるところから始めてみましょう。また、マーケティングや会計など、長く使える汎用的なスキルを身につけておくことも有効です。ただしスキルはそれ単体では意味がなく、それを使って何を成し遂げるのかという目的意識が重要です。
③安さだけで買う(6:07)
デフレの時代はとにかく安いものが求められ、安くても一定の品質のものが手に入りやすい環境でした。しかしインフレ時代では、安かろう悪かろうの状況が顕著になっています。安いものを選ぶこと自体は経済的合理性から見て悪いわけではありませんが、すぐに壊れたり、時間を奪われたり、思った通りに使えなかったりといった問題が起きやすくなっています。
価格だけで判断するのではなく、長く使えるか、時間を節約できるか、自分の生活を豊かにしてくれるかといった観点で購入を判断することが大切です。
④健康を後回しにする(8:09)
インフレ時代において、労働力は非常に重要な資産です。インフレが続く10年後には物の価値が上がり、同時に労働力の価値も上がっているはずです。つまり給料も上昇している可能性が高く、そのときに労働できない状態になっているのは非常にもったいないことです。
健康診断で要検査の結果が出たにもかかわらず放置している人が多いですが、要検査が出たら必ず医療機関を受診してください。食事ではタンパク質をしっかり摂り、肉・魚・卵など良質な食材から栄養を取ることを心がけましょう。目先の仕事や節約のために健康や運動を後回しにするのは、長い目で見れば大きな損失につながります。
⑤人との繋がりを軽視する(10:01)
デフレの時代は情報が溢れ、受動的にいても多くの情報が入ってきました。しかしインフレ時代には自分に入ってくる情報が少なくなる傾向があります。仕事を紹介してくれる人、新しいトレンドを教えてくれる人、忙しい中でも相談に乗ってくれる人、こうした人たちは大きな無形資産です。人との繋がりは数より質が大切で、友人が100人いる必要はなく、1人でも心から信頼できる人がいることの方がはるかに重要です。
また、困ったときに助けてくれる人は意外な存在であることも多く、自分が辛いときでも相手のことを思いやれる人こそ本当に大切にすべき関係です。自分もそういった人間であろうとすることで、自然と良い繋がりが生まれてきます。
まとめ(12:24)
今回紹介した5つのNG行動は、お金そのものの話から少し離れているように見えますが、すべてインフレ時代を生き抜くための力に直結しています。守るべきものはお金だけではなく、自分自身が生き抜くための総合力です。これらはいわばサバイバル力であり、人間としての底力とも言えます。インフレという環境の変化をチャンスと捉え、自分の力を育てていきましょう。
またこちらの動画「インフレの敗者は年金生活者、サラリーマン?インフレに負ける人・負けない人」では、インフレに負けないための資産防衛の考え方と具体策を解説しているのでぜひご覧ください。





