「絶対儲かる」は100%詐欺!投資詐欺の特徴と回避する方法を徹底解説

投資詐欺は昔から存在しますが、近年ではAIやSNSを悪用するタイプが増加しています。特にディープフェイクを使った偽動画や著名人を騙る詐欺が横行しており、手口の高度化は深刻です。本記事では、投資詐欺の最新の手口とその対策について詳しく解説します。

また、詐欺に引っかかりやすい人の特徴や見分け方、万が一被害に遭った際の対処法についても紹介します。正しい知識を身につけ安全に資産形成を行うために、ぜひ最後までお読みください。

キーポイント

投資詐欺の最新手口とは?(00:01:12)

近年の投資詐欺は、AIやディープフェイク技術の進化によってより巧妙化しています。特に以下のような手法が増えています。


AIを活用した詐欺
詐欺師は、AIを使って著名人の声を再現し、本物そっくりの動画や音声を作成します。これにより、著名人が投資を推奨しているかのように見せかけ、多くの人を騙します。

著名人を騙る詐欺
詐欺師は、ホリエモンや有名投資家などの名前や画像を無断で使用し、「この投資なら儲かる」と宣伝します。特に、YouTube広告やSNSでの投稿が増えています。

すぐに利益が出ると信じ込ませる
初めに少額の利益を受け取らせて信用させた後、さらに大きな額を投資させて一気に資金を奪う手口も多く見られます。

このように、詐欺の手口は日々進化しているため、SNSで見かけた投資案件には特に注意が必要です。

投資詐欺に引っかかりやすい人の特徴(00:02:39)

詐欺に遭いやすい人には、以下の特徴があります。

1. 50歳以上の人

警視庁の統計によると被害者の大半は50歳以上です。これは、高額な資産を持っているため、詐欺師に狙われやすい点が要因とされています。

2. SNSを頻繁に利用する人

SNS広告やDMで投資話を持ちかけられることが多く、詐欺師と接触するリスクが高まります。とくにLINEやFacebook、Instagramによる被害が目立ちます。

AIによるディープフェイクや声質、語り口調などが、本人に酷似していて見分けがつかないレベルにまで進化しているため要注意です。

詐欺業者の見分け方と騙されないための基準(00:11:59)

詐欺を回避するためには、次のポイントを押さえておきましょう。

一つ目は、「案件の胡散臭さ」です。これに気をつければ、だいたいの詐欺は避けられます。

「絶対に儲かる」「元本保証」は100%詐欺です。すぐに離れましょう。

金融商品で絶対に儲かるものは存在しません。また、価格変動商品で元本保証を謳うこと自体が違法です。

二つ目は、「高すぎるリターン」です。

年利10%以上を保証する投資案件は、詐欺の可能性が高いです。一般的な投資の平均リターンは、年利7%程度とされています。

最後に、「登録業者かどうかを確認する」です。

金融庁の登録業者リストを確認し、無登録業者でないかチェックしましょう。

万が一詐欺にあったら?対処法と相談窓口(00:15:50)

もし詐欺に遭ってしまった場合、次の行動をとりましょう。

1. 証拠を保存する

LINEのやり取り、振込記録、DMのスクリーンショット、通帳のコピーなどを保存しておきます。

2. 消費者ホットライン(188)に相談

全国統一の消費者相談窓口で、最寄りの消費者センターに繋がります。

3. 警察(#9110)に相談

特殊詐欺の専門窓口があり、被害届の提出が可能です。

以下の問い合わせ先もおすすめです。

警察庁 特殊詐欺対策ページ‬

https://www.npa.go.jp/bureau/safetyli…

詐欺の手口を知って家族や友人と共有(00:18:40)

多くの方は、自分は引っかからないと思いがちですが、過信は要注意です。LINEやSNSなどで投資詐欺についての手口や被害情報を知った場合は、家族や友人で共有して注意喚起しておくのもおすすめです。

まとめ

投資詐欺は、年々巧妙になっています。しかし、「絶対儲かる」「元本保証」などのワードに注意し、透明性のある業者かどうかを確認することで、詐欺を回避できます。

また、万が一詐欺に遭った場合は、すぐに消費者ホットライン(188)や警察(#9110)に相談のうえ迅速に対応してください。

投資詐欺に騙されないために正しい知識を身につけ、安全な投資を行いましょう!

関連動画「【8割の人が投資に不満足】投資の正解とは?不安を感じる6つの原因と解決策【きになるマネーセンス828】」では、詐欺以外にも投資にありがちな不安の原因と対策についてわかりやすく解説しているので、本格的に投資を始めようとお考えの方は参考にしてください。