年始に目標を立てるなら!失敗しない方法と注意点を徹底解説
年始に目標を立てる方が多いですが、意外にも多くの目標が達成されずに終わることをご存じでしょうか?
本記事では、達成できる目標の立て方を「やってはいけないこと」「やるべきこと」の両面から解説します。
スタンフォード大学の研究も交え、人生を変える目標設定術をわかりやすくご紹介します。この記事を読めば目標達成への具体的な行動指針が見えてくるのでぜひ参考にしてください。
キーポイント
年始に目標を立てるべきか?(00:00:00)
多くの人が年始に目標を立てますが、その達成率は驚くほど低いです。スタンフォード大学などの調査によると、年始に立てた抱負や目標のうち数週間で40%が忘れられ、1年後には90%が達成されないと言われています。
この背景には、無理のある目標設定や非現実的な計画があります。
目標を立てる行為は自分の未来に希望を持ち、行動を具体化する良いきっかけになります。しかし現実的でない方法や他人の意見に流されてしまうと、失敗につながりかねません。
年始に目標を立てること自体は悪いことではありません。ただし、その方法を工夫しないと「また今年も失敗した」という悪循環に陥る可能性が高いです。
成功への第一歩は、正しい目標設定方法を学ぶことです。
目標設定でやってはいけないこと3選(00:03:00)
人生の目標を設定する上でやってはいけないことは、以下の3点です。
- 期限を定める
- 大きな目標を掲げる
- 他人に相談する
それぞれについて解説しましょう。
1. 期限を定める
例えば「10年後にFIREする」という目標を立てるとして、それが叶わなかったら辞めるのか。多くの方は続けるでしょう。9年で達成することもあるかもしれません。
10年と決めるとそれより前に達成しそうになると手を抜くケースもあります。
そのため期限を決めるのではなく、できるだけ早く目標を達成するべく全力を尽くす方がよいのです。
2. 大きな目標を掲げる
大きすぎる目標は「夢」と化し、現実感が薄れることで行動に移せなくなります。夢を追いかけている自分に酔ってしまって、いつまでも目標が達成できない例が少なくありません。
現実レベルで考えると夢が自己満足になってしまうおそれがあるため、大きすぎる目標は邪魔になりかねないのです。
3. 他人に相談する
他人に相談すると否定的な意見を受ける可能性が高く、自信を失う原因になります。そもそも相談して気持ちが揺らぐようなら、その目標は追わない方がよいでしょう。
それより人生の目標は自分が決めるのであって、他人の意見に左右されるものではありません。もし相談するなら、やると決めた上でその道で成功した人に助言をもらう程度にしましょう。
なぜ目標に期限を定めてはいけないのか(00:11:23)
目標に期限を定めてはいけないのは、その多くが他人が設定した目標だからです。上司や先生から促されて立てた目標は、結局やらされているだけのため本気になれません。
人生の目標は会社や学校の目標とは別ですし、他人に課されるものでもありません。自分で決めて達成するものなので、期限を決める必要はないのです。
成功する目標設定のポイント(00:13:20)
では成功する目標設定とはどのようなものか、具体的に見ていきましょう。
セーフティプランを作る
セーフティプランは、人生設計において絶対に叶えなければならないニーズについて全て網羅したプランを意味します。セーフティプランを作る際は誰でもできるレベルにします。
例えば「早起きをする」という目標の場合なら、いきなり「8時に起きる」というのではなく「午前中に起きる(具体的には12時までに起床)」という緩くて簡単なセーフティープランを設定します。
徹底的に細かく行動に分解する
加えて「徹底的に細かく行動に分解する」ことも重要です。
どんな目標も行動に移さなければ達成は不可能です。そこで目標達成までのプロセスを細かい行動に分解し、具体的なステップを設けます。毎日の行動に細かく落とし込めば目標に向けて確実に前進できるでしょう。
複数のプランを用意する
1つの方法に固執せず、Aプラン・Bプラン・Cプランというように複数のプランを最低3つ用意します。
例えば「ストレス解消」が目標の場合、以下のようなプランを立てることができます。
- マッサージに行く
- よく寝る
- 音楽を聴く
- 運動する
これらを状況に応じて使い分けることで、無理なく継続できるでしょう。
複数のプランを用意するコツは、自分にお金や時間、健康、人間関係などについて何一つ制約がないと仮定して、何をするのかを全てリストアップすることです。
その中で今すぐ自分ができて効果がありそうなものを優先順位をつけてプランに落とし込みます。
一つがダメでも、その次、その次というように3つくらいプランを用意しておくと、途中で挫折することなく確実に目標に近づけるはずです。
以上のポイントはいずれも実行しやすいため、自己肯定感が増えて人生や物事が前向きに進みます。すると自分を取り戻せるだけでなく、周囲の人たちにもポジティブな影響を与えることが可能です。
まとめ
セーフティプランを立て、行動を分解し、複数のプランを用意することによって達成可能な目標が具体的に見えてきます。
特に年始の目標に対する取り組みは、自分を否定せずに肯定しながら行うのが成功のカギです。少しの目標でも達成できたらその都度、自分を褒めてください。
今年こそ理想の自分に近づく1年にしましょう!
下記の関連動画「《将来の不安を解消!》あなたの人生にファイナンシャルプランが必須である理由【きになるマネーセンス456】」では、人生におけるファイナンシャルプランの重要性についてわかりやすく解説しています。
年頭に資産形成の目標を設定して確実にクリアーしていきたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。