両親の介護費用はいくら用意すればいい?


この動画では、76歳と71歳の両親がいる40代の視聴者からの介護費用についての質問に答えています。

統計データによると、75歳を超えると介護が必要になる割合が高くなり、平均的な介護期間は5年間で、月額約8万円の費用がかかります。したがって、総額で約500万円程度の費用を想定する必要があります。

ただし、介護の程度や在宅サービスの利用状況によって金額は変動します。両親の老後資金が1000万円程度あれば、介護費用は十分賄えると考えられます。また、民間の介護保険は65歳以降の介護にしか適用されないため、質問者の両親の場合は自助努力が必要です。

質問内容

将来の介護費用をどの程度介護費用について質問です。76歳と71歳の両親がおります。
現在は2人とも元気なのですが今後介護の可能性を考慮しどの程度の資金を準備しておけば良いかお伺いしたいです。
介護状態の区分や在宅サービスを受ける施設に入るなど金額で大きく変わりそうな印象ですがどの程度の想定をしておいたらいいかご助言いただけると幸いです。

キーポイント

質問内容(00:00:05)

76歳と71歳の両親がいる40代の視聴者から、将来の介護費用をどの程度準備しておけばよいかという質問がありました。介護状態の区分や在宅サービスの利用状況によって費用が変わることが予想されます。

介護が必要になる人の割合と期間(00:01:29)

統計データによると、75歳を超えると介護が必要になる割合が高くなり、80歳を超えると約40%の人が介護状態になります。平均的な介護期間は5年間で、10年以上の方も10%程度います。

介護費用の目安(00:02:49)

1ヶ月の介護費用は約8万円程度と見積もられています。したがって、5年間の介護期間を想定すると総額で約480万円、つまり500万円程度の費用が必要になります。この金額にはオムツや介護サービス料金なども含まれています。

両親の資金状況による対応(00:04:10)

両親がそれぞれ1000万円程度の老後資金を用意されていれば、介護費用は十分賄えると考えられます。子供としては、両親の資金に足りない分を自身の老後資金とあわせて準備しておくことが望ましいでしょう。

民間の介護保険の注意点(00:05:46)

民間の介護保険は65歳以降の介護にしか適用されないため、76歳と71歳の両親の場合は自助努力が必要です。また、公的な介護保険料については当初の0.6%から1.8%まで値上がりしています。

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