世界人口と株価は関係する?人口減の影響で株価は下がっていくのか

この動画では、世界人口の頭打ちが株価に与える影響について解説しています。

結論として、世界人口が減少しても1人当たりGDPが上がれば、株価にはポジティブな影響を与える可能性が高いでしょう。また、人口減少に対処するには個人の生産性を高め、より高い付加価値を生み出すことが重要です。

さらに、将来的には新しい職業が生まれ、技術の進歩によって経済が発展すると説明しています。

質問内容

国連の発表した世界人口の頭打ちが2100年ごろという情報について、世界人口減少=株価低下では?と不安になります。

キーポイント

世界人口の頭打ちと株価の関係(00:00:04)

国連では世界人口の頭打ちが2100年頃に訪れると予測されていますが、それが必ずしも株価の下落を意味するわけではありません。専門家の多くは、1人当たりのGDPが上昇すれば株価は上がる可能性があると考えており、マネーセンスカレッジも同意見です。
人口減少よりも、1人当たりの経済力が株価との関係は強く、重要になります。

1人当たりGDPの上昇(00:04:44)

先進国では労働人口は減少しています。一方で1人当たりのGDPは上昇しています。これは、1人で生み出す経済価値が高まり、より高度な社会になっていることを示しています。

リスキリングや生産性向上により、今後もさらに個人の力を高めることが大切です。

日本の1人当たりGDPの推移(00:08:30)

日本の1人当たりGDPは、1980年代からバブル崩壊、デフレ、アベノミクスを経ても右肩上がりで推移しています。購買力平価ベースでも3倍弱に増えています。ただし、物価上昇や円安の影響もあり、今後の政策次第で景気が変わる可能性があります。

技術進歩と新しい職業の創出(00:12:23)

今後50年で、ロボットやAIなどの技術が進歩し、今までにない新しい職業が半分以上増えると予測されています。これにより、より高い付加価値を生み出す人材が増え、経済が発展すると考えられています。

まとめ

世界の人口が減っても、株価が必ず下がるわけではありません。大切なのは、一人ひとりの生産性を高めることです。結果、株価に良い影響を与えられるようになります。

実際、日本でも長い目で見ると一人当たりのGDPは増えているので、今後も新しい技術を学んだり、仕事の効率を上げたりして個人の力を高めていきましょう。

そうすることで世界経済は発展していき、その成長に乗る形で全世界に投資をすれば資産は増えてきます。