目安2,000万円!夢の金利生活をコツコツ投資で手に入れる方法【夫婦編】
この動画では、夫婦2人世帯が毎月いくら積み立てることで老後資金を確保できるのか説明しています。
単身世帯が金利生活を送るための方法については「《おひとり様の老後対策》夢の金利生活はコツコツ投資で手に入る!」をご覧ください。
キーポイント
前提条件の説明(00:00:21)
動画では、夫婦2人世帯が65歳時点で老後生活に入り、年金収入(所得代替率)が37%に減少するワーストケースを想定しています。
マネーセンスカレッジでは、平均的な生活水準を維持するには手取り収入35万4,000円必要だと考えています。この内訳としては、普段の生活費として約27万円(75%)ぐらいで生活をし、残りは老後に使うお金のために貯蓄・投資をするイメージです。
ただし、今回は老後生活の収入についてですので、老後65歳からの「貯蓄分(25%分)」は不要です。既に貯まっている状態を想定しています。
必要な75%の金額のうち37%は年金でもらえるため、約半分の38%を用意しなければなりません。自分自身の資産から取り崩していける金額として38%分あれば、現役世代と同じ生活レベルを維持できます。
35万4,000円の38%は約13万5,000円です。つまり、投資利回り5%と想定した場合、65歳時点で約2,000万円の資産があれば100歳まで平均的な生活が可能です。
20代から55歳までの積立額シミュレーション(00:00:33)
動画では、20代から55歳までの各年代で、毎月の積立額と65歳時点での資産額をシミュレーションしています。65歳時点で2,000万円の資産を確保するためには世代別で下記の積立金額が必要です。
- 20代で3万円
- 30代で5万4,000円
- 40代で10万円
- 50代で20万円
- 55歳で39万円
初期資金がない場合、55歳で39万円の積立は現実的ではありません。
初期資金がある場合のシミュレーション(00:02:21)
動画では、初期資金が500万円、1,000万円、1,500万円、2,000万円、2,500万円、3,000万円、3,500万円ある場合のシミュレーションを行っています。
初期資金が多いほど、必要な毎月の積立額は減少します。3,500万円の初期資金があれば、40代でマイナスの積立額となり、老後資金が十分にあることを示しています。
70歳リタイアの場合(00:31:17)
初期費用なしで70歳でリタイアする場合の必要積立額も検討しています。
70歳リタイアの場合は、20代で2万3,000円の積立で十分となります。夫婦二人で2万3,000円ですので、iDeCoだけで老後資金を準備できますね。
夢の金利生活は早めの投資教育が大切(00:36:52)
さまざまな年齢層と初期資金の条件を想定し、毎月の積立額と65歳時点での資産額をシミュレーションしました。できるだけ早く、少額でも積立投資を行うことで、長期投資の力により十分な老後資金を準備できます。
そのためには、早期から投資を始めるためには投資教育や世代を超えた資産形成の取り組み方を理解することが重要です。
お金の運用を家族で考え、子どもや孫にもお金、投資の重要性を伝えていきましょう。