家計を整える目的は毎月の収入から貯蓄に回すお金を一定金額生み出すため。
マネーセンスカレッジでは数々の支出項目を固定費・変動費・自己投資・貯蓄の4つに分け、この4つの割合が均等になる家計を理想としており、その理想を実現するための手法「クォーター・グリッド・システム(以下QGS)」を推奨しています。
QGSの仕組みやメリットについては「シンプルかつ一定の貯蓄を生み出す「QGS」の仕組み」で詳しく解説していますのでこちらをチェックしてください。
本記事では実際にあなたの家計状況を入力するだけで、理想の家計比率とそれに対する現在の家計の状況を把握することができる「QGS表」の配布ページとなります。
QGSを使って家計管理をはじめられる方はぜひダウンロードし、理想と現実を把握しましょう。
QGS表の入手手順
下記のURLより、QGS表をダウンロードできます。
リンクに飛ぶとスプレッドシートの画面に飛びますが、そのままでは記入ができない仕様となっています。
あなたのGoogle Driveにコピーを作成する必要があるので、ダウンロードの際はあらかじめGoogle DriveにあなたのIDでログインしておいてください。
PCからの場合は「ファイル」から「コピーを作成」でご自身のGoogle Driveにコピーを作成します。スマホからの場合は「・・・」メニューから「共有とエクスポート」を選択し「コピーを作成」でコピーができます。
あとはログイン済みのGoogle Driveから開けばダウンロード完了です。
QGS表の入力方法
シートにはあらかじめ基本的な支出項目が記載されています。他にも項目がある場合は任意で追加してください。
入力すべき箇所は「あなたの手取り月収」と「実績額」の部分です。手取り月収を入力すると各支出項目の理想比率に対応した理想額が出てきます。
あとは実績額(1ヶ月分の実際の支出額)を記入すれば現在の家計の割合や理想額との差などが自動的に計算される仕組みになっています。
ちなみに各項目の理想比率は、マネーセンスカレッジ代表の浅田が長い間ファイナンシャルプランナーとして働いた経験をもとに設定した推奨比率です。
また、4色の色分けはQGSの家計の4分割(固定費・変動費・自己投資・貯蓄投資)のどこに当てはまるかを示したものです。
家庭によって理想の比率や項目の違いがある
注意しなければならないのは、本シートはあくまで雛形であること。実際は家庭によって支出項目の違いがあったり、支出項目の理想比率が前後することもあります。
たとえば自動車関連費などは、自動車が移動に必須となってくる田舎と違い公共交通機関が発達している都会では比率は少なくなりますし、不要な場合もありますよね。
また、移動手段として車は不要だけど車好きで趣味として車を所持している場合もあります。この場合は自動車関連費の分類は「自己投資」になります。このように家庭を取り巻く環境や考え方で変化することもあるのです。
また、QGSでは固定費・変動費・自己投資・貯蓄の割合が等しく25%ずつの割合を理想としていますが、これももちろん変動はあります。
冒頭に述べたように家計を整える目的は貯蓄を一定額生み出すことにありますので、要は25%の貯蓄を確保して残りの3つで75%となっていたら大枠は問題ありません。
ただ、この割合が歪んでいると家計に問題が生じるリスクがありますので、特に理由がなければこの割合に近づけていくのがより良い状態です。
家計の理想と現実を把握しよう
家計の中身をしっかり把握している人は案外多くありません。貯蓄が増えない人ならなおさらです。
まずは家計がどのような状況になっているのかを把握しないと何も始まりません。あなたの家計診断にぜひQGSシートをご活用下さい。
QGSシートに必要項目を入力するとQGSにおける家計バランスの円グラフも確認できます。
実は、この円グラフは家計の今だけでなく未来を映し出しています。QGS円グラフから読み取れるものについては「現在と未来を映し出すQGSを用いた家計の分析方法」で解説を行っていますのでぜひご覧ください。
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