【最大5%】SBI新生銀行「SBIハイパー預金」キャンペーン特別金利を引き上げ。住信SBIネット銀行はマネックスと連携へ。三井住友信託銀行の金融商品も買えるように。

SBI新生銀行のキャンペーン特別金利の引き上げや、住信SBIネット銀行のマネックス証券との連携強化など、銀行業界の勢力図が変わってきたと思われるニュースをまとめてご紹介します。

SBIハイパー預金「金利最大10倍キャンペーン」一部改定について(0:36)

SBI新生銀行のSBIハイパー預金「金利最大10倍キャンペーン」が改定され、年率4.2%相当から5%に引き上げられました。これは1月9日にSBIハイパー預金の通常金利が0.42%から0.5%に引き上げられたことに伴うものです。10倍キャンペーンという名称のため、基準金利の引き上げに合わせて10倍の5%となりました。

この改定により、今までの期間も含めて遡って5%が適用されることになります。キャンペーン期間は2026年3月31日までで、SBIハイパー預金に100万円までの範囲内で預金すると、毎日残高が計算され、上乗せ金利を含めた5%分が適用されます。

金利の支払い方法については、0.5%部分は通常の金利として、4.5%部分は5月末までに現金でプレゼントされる形となります。

ただし、SBIハイパー預金の残高が1兆円に達し次第、新規のエントリーは締め切られます。現状では8,000億円程度まで達しているとのことで、早めに利用を検討した方が得策と言えます。改定後の最大受取金額は1万1,080円となり、1万円を超える金額となりました。

キャンペーンは12月10日から始まっており、毎日計算されるため、早めに入金した方が有利です。もしSBI新生銀行のキャンペーン金利に魅力を感じる方は、この機会を利用するのも良いでしょう。

住信SBIネット銀行はマネックス証券との連携強化へ(3:14)

住信SBIネット銀行は様々な準備を進めており、2026年8月3日から「ドコモSMTBネット銀行」に名称変更されます。銀行が2つ続く少し長めの名前になりますが、愛称は「d NEOBANK」となります。

移行に向けて連携強化を進めている状況で、新たなサービスとして銀行口座の利用でdポイントが貯まるサービス、ドコモサービスと銀行口座での特典連携、ドコモサービスの利用による住宅ローン金利の優遇などが予定されています

住信SBIネット銀行の住宅ローン金利は、以前から業界でかなり低い水準で競い合っていました。特に変動金利が主流だった時代には、シンプルに借りられる方にとって好評でした。ただし、ネット銀行であるため、つなぎ融資などの細かいサービスには対応していないという制約もありました。

さらに、マネックス証券のサービスとの連携も発表されました。スイープサービスを証券と連携する形になりますが、選択制になるのか、新しい口座ができるのかといった詳細については発表されていません

現状ではSBIハイブリッド預金というSBI証券との連携がありますが、名称からSBIが取られていない理由はSBI証券との連携だからかもしれません。マネックスハイブリッド預金ができるのか、それともSBIハイブリッド預金がハイブリッド預金に変わり、どちらか選択できる形になるのかは不明です。連携を強化するのであれば、どちらか選択という形になる可能性が高いでしょう。

三井住友信託銀行の金融商品も買えるようになる(6:06)

三井住友信託銀行は以前から信託関係として存在していましたが、今後は全面に出てくる形で、住信SBIネット銀行の中でも三井住友信託銀行の商品を一体的に購入できるようになります。

提供される商品としては、ファンドラップなどが挙げられていますまた、信託銀行は相続業務に強いため、そういった専門性の高いチャネルも用意されるようです。さらに、住信SBIネット銀行経由でプライベートアセットの投資機会も提供されます。

信託銀行の商品について、一般の方にはなじみが薄いかもしれません。信託銀行は金銭信託など、一般的な銀行ではあまり扱っていない商品も取り扱っています。

SBI新生銀行の前身は日本長期信用銀行です。バブル崩壊によって破綻に追い込まれ、外資に買収された後、現在のSBI新生銀行になりました。歴史的に見ると、資金の短長分離という考え方があり、短期金融は銀行が、長期金融は長銀と信託銀行が担当するという流れがありました。これは吉田茂内閣の時代に作られた体制です。

長期信用銀行には有名な方々が入行しています。岸田元首相も入行していましたし、林修氏も入行していましたが、5ヶ月で退職されました。1989年に入行した時点ですでにバブル崩壊が始まっており、早めに見切りをつけたようです。他にもYouTubeで有名な上念司氏や、麻生太郎氏の甥にあたる麻生巌氏など、有名どころが多数入行しています。

破綻してしまったものの、SBI新生銀行との関係など、大人の事情による繋がりもあります。SBI新生銀行も信託業務を一部行っていたため、かなり競合関係にあると言えます。

信託銀行や長期金融では何が行われているのかというと、ファンドラップなどもありますが、特に資産運用に関して一日の長があります。プライベートアセットと呼ばれる投資が特徴的です。証券会社でも一部行っていますが、1950年代から続いている長い経験があります。

三井住友信託銀行のスライドによると、プライベートアセット投資には学校や病院への融資、エネルギー関連、不動産投資、交通関係のエクイティデット(融資)などが含まれます。非上場の株式会社や非営利法人に対する融資で、特に期間が長いものが多いのが特徴です。

プライベートアセットと聞いてもわかりにくいかもしれませんが、プライベートエクイティのことだと思われることもあります。これは非上場株式への投資で、危険性があるのではないかと思われるかもしれませんが、プライベートアセットにはそれ以外のものもあります。

プライベートエクイティは非上場株式への投資で、いわゆるベンチャーキャピタルのようなものです。潰れるか一攫千金かというギャンブル性が高いように見えるかもしれませんが、それだけではありません。

プライベートデットと呼ばれるものもあります。例えば病院は非常にお金がかかります。医療機器は何億円もするものもあり、設備投資には高額な資金が必要です。融資を受けなければ難しいところですが、収入も安定しているため、融資は比較的引き出しやすい傾向にあります。ただし、医療法人は非営利法人のため上場できません。

親会社やグループ会社というスキームもないわけではありませんが、以前からオフィスや住宅などの融資、賃貸収入を得るような投資もあります。

また、インフラ投資もあります。交通、病院、発電などで、10年から20年にわたって定期的に収入が入ってくるような、金利が比較的高いものです。こういったものは結構人気があります。

ただし、これらは富裕層向けです。金額も高く、最低でも数千万円単位ではないかと推測されます。それでも比較的小さい方で、さらに高額な商品も存在します。

しかし、金利が高く、こういったものが小口化されていくのであれば、ネット銀行という性質上、商品設計として数千万円からしか相手にしないというスタンスだと、顧客とのマッチングがうまくいかない可能性があります。

ネット銀行を使う層は比較的若い世代で、ネット銀行にはそういった世代に親和性があります。比較的小口になると思われるため、大口の方は信託銀行や店舗型の金融機関を利用されることが多いかもしれません。少しマッチしていない感じはしますが、今後に期待したいところです。

そういったチャンネルがあり、プライベートエクイティなどについても、不動産クラウドファンディングではありませんが、一つのチャネルが出てくるのではないかと期待しています。小口化されてきたら面白い展開になるでしょう。

銀行が主体となってこういった金融商品を提供していくのであれば、金融商品の選択肢として、今後日本の金利が上がっていって4%くらいで満足という方に対しては、元本保証ではありませんが、堅い商品として選択肢になり得ます。

ファイナンシャルプランニングを行っていた時に病院経営者などの事業者の方、資産が1億円以上あるような方とお会いすると、金銭信託を使っていたり、プライベートエクイティを購入していたりされていました。やはり金利が高い方が良いですし、堅いものが好まれます。

プライベートエクイティ(PE)と言われると、何か危険なのではないかと思われるかもしれません。またプライベートアセットというと、何か高額なのではないかというイメージを持たれるかもしれません。

しかし、そういったものもネットを通じて、デジタル化したり、フィンテックを使って提供されることで、選択肢が広がるという意味では期待できます。ただし、数行しか書かれていないため、本気度がどれほどなのかは分かりません。今後注力していただけると、また別の世界が広がるのではないかと考えています。

個人的には非常に興味があります。このニュースを見た時、多くの方はそこに目が行かなかったかもしれませんが、資産家の方から見れば当たり前のものです。

個人投資家や、このチャンネルをご覧いただいている方の中にも、資産を持っている方がたくさんいらっしゃいます。株式投資やアセットアロケーション運用などはもちろんありますが、資金ニーズとして、もっと堅実に運用したいという方もいると思います。

毎月分配型投資信託よりも、プライベートアセットなどを検討される方が良いのではないかと考えています。ただし、やはり金額が高いため、分散という意味で全額投資しないと間に合わないということになりかねません。数千万円で分散するのは難しく、インフレなどもあるため、選択肢が広がってくれると良いと思います。

今まではSBI関連ではこういったところまでは出ていなかったため、もう少し加速してほしいと個人的には思っています。

まとめ(16:17)

SBI証券との連携については、現時点では住信SBIネット銀行の方がお勧めです。理由は、SBI新生銀行よりも金利は低いものの、金融機関としてのサービスを使う意味では、住信SBIネット銀行の方がまだまだ使いやすいという点が多いからです。

SBI証券に関しても、連携さえできれば特に問題はありません。自動化や資金の移動、貯蓄の部分にも住信SBIネット銀行は使えるため、現状ではこちらがお勧めです。

ただし、マネックスとの連携を強化することによって、SBI証券との連携を外してくる可能性もあります。その場合は、ごそっと資金を移動する形になるかもしれません。

SBI新生銀行のメリット・デメリットについてまとめている動画もありますので、そちらをご覧になって、デメリットが全然影響ないという方は、現状からSBI新生銀行に移られても良いかと思います。

ただし、貯蓄用の10年以内に使うお金については、比較的短期間で投資に向かないような資金に関しては、別の考え方、別の銀行でやらなければいけないということになります。メインをSBI新生銀行に移して、住信SBIネット銀行からお金を移動させるという使い方もなくはないかと思います。

今回お話しした銀行と証券の連携について、給与が入ってきてからスムーズに投資に向かうようにということで、金融システムを構築するという話をしていますが、そういった銀行選びが、今後投資や貯蓄を続けていく上で非常に重要な考え方になります。

自動化と隔離と呼んでいますが、これができるということが、貯蓄投資を継続しやすくし、自分自身が引き出さない、使ってしまわない、ごちゃ混ぜにならないようにするために重要です。管理が難しくなるため、最初のうちから作っておいた方が良いですし、一度作ったものに関しては、ここがこう変わるのだという形で変更できると思います。

こういったものを今のうちから構築するのが良いかと思います。こちらに関しては講座の中でもお話ししていますが、投資の方法や家計管理の方法、銀行の考え方などについては、会員制、もしくはその前に迷っているという方は、無料体験会をご用意していますので、ぜひチェックしてみてください。数多くの無料体験会を行っていますので、その中で気になるものに参加していただければと思います。

またこちらの動画「【衝撃!】SBI新生銀行 年利4.2% 「金利10倍」キャンペーンの狙いとは?」では、年利4.2%キャンペーンの実際の受取額や銀行側の狙い、自動スイープ解除の注意点を詳しく解説していますのでぜひご覧ください。