一般論としてご説明しますが、50代の方であれば日本の平均寿命を考慮しますと20年以上の投資を行えることになります。

インフレリスク等を考慮すると、20年以上もの間を現在の定期預金金利で運用するほうが、よりリスクが高いと考えています。
高齢であることや65歳になりリタイアしたからといって資産運用を全くしないというのはおすすめできません。

また、「投資」携わる考え方ははどの年代にも必要かつ不可欠なものと考えております。
なぜなら年齢が高い方が初めて投資をする場合、投資経験がないことから起こる様々な認識の相違が起こりがちです。

また若い方に比べ初期資金が大きくなることが多く、運用に抵抗を感じる方もおられます。
利回りに関しても、初期資金を小さく分割し、積立投資も併用していけば、チーム7%の想定利回りの約半分(3.5%程度)の比較的安全な投資を行えるかと思います。
この積み上げは決して小さくない結果になります。

現在の貯蓄は、老後生活を豊かに過ごすための大事な資金だと思いますので、このような点をご理解いただき、ゆっくり確実にすすめていただければ、十分に意味はあると考えております。

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