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ローン計算をしてみよう!(PMT関数)

「3000万円の住宅ローンを25年で返済する場合、2.65%と3.45%で毎月の返済額はどう変わるか。」

いくらとすぐに答えられるなら、あなたはファイナンシャルプランナーが天職かもしれません(笑)
まずできないですよね。

住宅ローンなどは普通「元利均等払い」という支払い方法を使うので、ふつうの電卓で簡単に計算できるものではありません。
FPであっても、専用の電卓を使ったり、パソコンを使って計算します。

みなさんがお持ちのExcelには最初から元利均等払いを計算する関数があります。すごいでしょ。
思ったより簡単なので、もし、住宅ローンを組んでいたり、いまから組もうと思われる方は一度計算してみてはいかがでしょうか。
これから組む方は、簡単に支払額がわかりますから、将来のプランを立てやすいですし、すでに組んでいる方はより有利なローンに切り替えることもできるかもしれません。

元利均等払いの返済額を計算するのは「PMT関数」といいます。
必要なデータは「利率」「支払回数」「借入金」の3つだけです。これでわかっちゃうんですよ。
Excelさまさまですね。

【公式】
=PMT(利率,支払回数,借入金)


「利率」には支払う期間ごとの金利を使います。
通常、金融機関の金利は年単位ですので、
毎月支払いであれば1か月分の金利、ボーナス2回払いであれば6ヶ月ごとの金利となります。
実際には、銀行の金利に12で割って1か月分の金利を出したり、2で割って6ヵ月分の金利を出します。

まずは一番最初の例を使って、試しにPMT関数を使ってみましょう。

利率は2.65%、支払い回数は25年、借入金は3000万円でしたね。
毎月の支払額を計算しましょう。

Excelのセルに

=PMT(2.65%/12,25*12,30000000)

と正しく入力すれば答えが出てきます(↑のコピーでもOK)。
1つの関数で使う複数データの区切りは「,」(カンマ)を使います。
答えが出ましたか?

\-136,863

と表示されたはずです。
「支払い」になりますからマイナスで表示されます。
もうひとつの例も同じように計算します。

=PMT(3.45%/12,25*12,30000000)

\-149,384

と表示されましたか?
ですから、最初の例の答えは、

149,384-136,863=12,521

月額約1万2000円、25年間で約370万円も支払額が変わってしまうことになります。

ボーナス払い併用の計算の仕方


中にはボーナス払いと併用されている方もいらっしゃるでしょう。また、これからローンを組む方で利用を検討されている方もいらっしゃると思います。
ボーナス払いもExcelを使えば簡単に計算できます。
FPとしてはファイナンシャルプラン上はボーナス払いはあまりおすすめできませんが、プランによっては使わざるを得ないこともあるでしょう。
参考としてください。

ボーナス払いを併用する場合、借入金のうちボーナス払いで返済する分と月払いで返済する分に分けて、それぞれで計算する方法で支払額を算出します。
さきほどの例で、2.65%で25年払い、3000万円を借りたケースで作ってみましょう。

2000万円を毎月払い、1000万円をボーナス払いとしてみます。
あとは、先ほどの計算式と一緒です。

【毎月払い分】
=PMT(2.65%/12,25*12,20000000)
=-91,241円

【ボーナス払い分】
=PMT(2.65%/12,25*12,10000000)
=-274,787円

ボーナス払いをする月も毎月支払いをしますので、
【ボーナス月の支払額】
=91,241+274,787
=366,028円

が、ボーナス月に支払う額になります。

この場合、ボーナスで払うのは6ヶ月ごとですので、その分利息がかかります。
毎月払いのみの場合よりボーナス併用のほうが支払い金額は多くなるということになります。

ボーナス併用 41,111,708円
毎月払いのみ 41,058,605円
差額 53,103円


実際には、あなたの年収がいくらで年間返済額がいくらまで大丈夫なのかというふうに考えられます。
ですから、借入金額がいくらまで借りれるのかを算出することがまず先になります。


PMT関数を使ったExcelワークシートを作ってみました。
100万円当たりの毎月支払いとボーナス払いの一覧表です。
これからローンを組む方には、すこしは役立つかも。
またPMT関数を使いこなす一例でもありますので、よかったら持っていってください。

ローン計算一覧表(housing_loan.xls)97KB
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